矯正治療の効果としては次のようなことがあげられます。
矯正治療は基本的に保険は適用されません。したがって、矯正治療にかかる料金は医院によって異なることがあります。また患者さんの治療の内容、年齢によっても差があります。しかし、指定医療機関では、国の定める先天性疾患に伴う不正咬合および外科的手術が必要な顎変形症矯正治療は、健康保険適応になります。
矯正治療は口のなかに装置を付けることがよくあります。このため、歯垢がたまりやすく、治療前よりもいっそうていねいな、歯磨き(ブラッシング)が必要となります。矯正治療中にむし歯を作ってしまうと、一時的に装置を外さなければならなくなり、治療がスムーズに進みません。むし歯にかかりにくい人とかかりやすい人は、ブラッシングの善し悪しだけでは決まりません。人それぞれの唾液の性質や、食事方法、細菌の活性によっても異なるのです。患者さん1人1人がどのくらいむし歯にかかりやすい口腔内環境にあるのか(カリエスリスク)を、細菌の培養、食事調査、唾液の検査を通じて明らかにし、個別指導をおこない、必要に応じて、下記のような方法でむし歯を予防しています。
歯ならびがよくなっても、むし歯だらけになったのでは価値がありません。
いつまでもむし歯のない、健康な歯を保ちたいものですね。