2016年6月26日東京都千代田区の学術総合センターで開催された日本成人矯正歯科学会第24回大会に参加しました。
今回の大会で当院からは症例発表と歯科衛生士の松下が「資料採得のプロを目指そう」というテーマでラウンドテーブルディスカッションのモデレーターを務めました。歯科矯正治療では治療を始める前に歯型やレントゲンなどの詳しい検査を行います。この精密検査のことを資料採得とも呼びますが、治療の各段階においてその時にしか得ることができない情報の収集であるため、正確で確実に行わなければならず、矯正歯科の歯科衛生士にとって重要な業務の1つです。この「資料採得」をテーマにそれぞれの医院で工夫していることや後輩への指導方法など意見交換をすることができ、大変有意義な時間となりました。
また、第23回大会で発表した「上顎左右側切歯の先天性欠如を伴うAngle Ⅰ級叢生症例」がベスト症例展示賞を受賞し、表彰していただきました。今後もより良い矯正治療ができるよう、知識と技術の向上を目指し、精進努力を積み重ねて行きたいと思います。

↑大会長の吉本先生より感謝状受賞(松下)

↑ベスト症例賞での表彰
2016-07-21 11:17:00
2016年