佐奈院長は名古屋デンタル衛生士学院という歯科衛生士になるための専門学校で講師をしています。今年も4月から『歯科矯正学』の授業で、歯科衛生士に必要な矯正歯科学ならびに矯正治療の基礎知識について講義や実習を行っています。
矯正歯科では治療を始める前にレントゲン撮影、写真撮影、歯型とりなどを行います。それらをもとに上下のあごの大きさや形、ズレ、歯の位置や傾き、顔のバランスなどを詳しく分析し、噛み合わせの問題点を把握したうえで治療計画を立てます。特に頭部X線規格写真(セファログラム)は治療前の状態を知るためだけでなく、治療中・治療後に装置の効果や成長による変化などを確認する上でも大変重要です。
今回の授業では診断に必要な頭部X線規格写真の分析法に関する実習を行いました。この日は助手として加藤歯科医師と奥村衛生士が同行しました。

↑授業の様子

↑頭部X線規格写真の分析
当院は臨床実習施設の指定を受けており、名古屋デンタル衛生士学院の学生が実習に来ています。診療内容により実習生が診療補助をさせて頂く場合がございますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。
2016-06-02 18:27:57
2016年